第19巻4200番歌はこちらにまとめました。
第19巻 4200番歌
巻 | 第19巻 |
歌番号 | 4200番歌 |
作者 | 内蔵縄麻呂 |
題詞 | (十二日遊覧布勢水海船泊於多<I>灣望<見>藤花各述懐作歌四首) |
原文 | 多I乃浦能 底左倍尓保布 藤奈美乎 加射之C将去 不見人之為 |
訓読 | 多胡の浦の底さへにほふ藤波をかざして行かむ見ぬ人のため |
かな | たこのうらの そこさへにほふ ふぢなみを かざしてゆかむ みぬひとのため |
英語(ローマ字) | TAKONOURANO SOKOSAHENIHOFU FUDINAMIWO KAZASHITEYUKAMU MINUHITONOTAME |
訳 | 多胡の浦の底まで映し出す波打つ藤、髪にかざしていきましょう。まだ見ない人のために。 |
左注 | 次官内蔵忌寸縄麻呂 |
校異 | – |
用語 | 天平勝宝2年4月12日、年紀、作者:内蔵縄麻呂、遊覧、氷見、富山、植物、地名 |